2025-05-07

移住先を数字で選ぶ|人口・年収・ふるさと納税で見る市区町村の実力

「なんとなく良さそう」で移住先を選ぶのは危険。人口推移・平均年収・ふるさと納税額の3指標を使って、データから地域の実力を見抜く方法を解説します。


移住を考えていると、どこの自治体も「自然豊か」「子育て支援充実」とPRしている。でも実際に住んでみたら学校が統廃合されていたとか、スーパーが遠かったとか、そういう話はよく聞く。

感覚ではなくデータで選ぼう、というのがこの記事の趣旨だ。

人口推移:10年後も街が機能しているか

人口が減り続けている地域では、インフラ維持のコストが住民に集中していく。バスが廃線になる、病院が撤退する、といった問題は人口減少と直結している。

逆に人口が増えている地域は、行政の税収も安定しやすく、新しい施設や住宅が作られやすい。

チェックすべきは「今の人口」よりも過去10〜20年のトレンドだ。ピーク時と比べてどれだけ減ったか、ここ5年の変化率はどうかを見ると実態がわかる。

市区町村人口ランキング(例:長野県)

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平均年収:現地で働くなら避けて通れない数字

移住後に現地で就職するなら、その地域の平均年収は重要だ。都市部と比べて年収が下がることは多いが、問題はどれくらい下がるか

同じ「地方移住」でも、平均年収300万円台の地域と400万円台の地域では生涯収入で大きく変わる。リモートワークで都市の給与を維持できるなら関係ないが、転職を伴う移住なら必ず確認したい。

市区町村平均年収ランキング(例:長野県)

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ふるさと納税額:自治体の「稼ぐ力」を見る

ふるさと納税の寄附金額は、自治体の財政力のバロメーターになる。寄附金が多い自治体はその分を子育て支援や道路整備に回せる。

ただし、ふるさと納税額が高い=住みやすいとは限らない。観光地や農産物が有名な地域は寄附が集まりやすいが、実際の居住環境はまた別の話だ。他の指標と組み合わせて使うのが正しい。

市区町村ふるさと納税ランキング(例:長野県)

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3つを組み合わせて見る

理想は「人口が安定〜微増、平均年収が県内上位、ふるさと納税額も多い」地域だが、そんな場所はだいたい競争率が高い。

現実的な見方として、ふるさと納税額が多いのに人口が減っている地域は要注意だ。観光資源はあっても定住には向かないケースがある。逆に人口が増えていて平均年収も伸びている地域は、後から気づく人も多いので早めに動く価値がある。

街グラフでは都道府県ごとのランキングページから、気になる地域を一覧で比較できる。感覚に頼らず、まずデータを見てほしい。

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